最初にSONYのECM-M1を使ったとき、正直なところ音が全然良くないなと思ってたんですよね。すぐに歪んじゃって。
これ神マイクとか言ってるやつら全員ソニーの手先か?とまで思った時もあります。ただ、原因はかなり単純というか普通に自分のせいでした。人を疑ってしまい、大変申し訳ありませんでした。
蓋を開けたらですね。入力レベルが大きすぎて音が歪んでいただけだったんです。
ATTを入れないといけない、という前提を当時は理解していませんでした。自分を擁護するわけじゃないんですが…ATT前提なんて聞いたことねーよと思いました。
とはいえ、入力が小さすぎるとそれはそれで問題なので、実際には理に適った設計ですね。にしてもちょっと分かりにくいポイントだと思います。
今回は、α7 IVとECM-M1を組み合わせて、実際に自分が使っている設定を紹介します。
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設定について見てみよう

まず、ECM-M1側のアナログ・デジタル設定はデジタルにします。これでノイズは抑えめ、4ch収録が可能になります。

集音ダイヤルは用途に応じて好みのものを選んでください。私は基本指向性強いやつです。自分の声を入れたければ双方向性もしくは全指向に回してしまいます。
中央の丸ボタンは間違って回転しないようにするロックなので、忘れずに押しておくのがおすすめ。
右下の音量レベルはMAN(マニュアル)に設定します。オートだと静寂からの突発的な音で歪む可能性があります。
ダイヤル位置は自分の場合は5前後ですが、ここは撮影環境によって調整が必要です。

そして…一番重要なのがATT(アッテネーター)の設定。これを中央にスライドしておき、ATTを10dB入れます。ATTは入力レベルを減衰させる機能で、これを入れないと入力過多になりやすく、音が簡単に歪みます。
これを設定しないと、例えば屋内でガジェット撮影をしている時、静かな部屋でパチっとスイッチをスライドした音すら歪みます。
NCとLCについては、自分はどちらもオフにしています。音が軽く、スカスカした印象になるのがあまり好きではないためです。このあたりは好みが分かれる部分だと思いますので、テストRECして試してみるのが良いでしょう。

カメラ本体側の設定は特に難しいことはなく、入力を4chモードにするだけでOKです。
この設定にしてからは、ECM-M1での音に対する不満はほぼなくなりました。たまに物音系で音量オーバーすることはありますが、編集段階で下げれば使えるレベルです。
もし同じように音が悪いと感じている人がいたら、一度この設定でちゃんと録れるか試してみて下さい。\




