Sennheiserから発売されているワイヤレスマイクProfile WirelessはTXが2つはいってる2チャンネルモデルがメインですが、TXが1つになった廉価版の1-CHANNEL SETも遅れて発売されました。
今回はやや価格を抑えた1チャンモデルを買ってみたので、価格差はオトクなのかどうか…マイク自体もレビューしながら見てみます。
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スペック
スペック
基本仕様
レイテンシー | < 8ms |
歪率 | < 1.5% |
周波数特性 | 60Hz – 20,000Hz |
ローカットフィルター | 110Hz |
最大音圧レベル | 113 dB SPL |
サンプリングレート | 48kHz |
SN比 | typ. 78.5dB (A) |
接続ジャック | USB-C, 3.5mm TRS |
音声入力 | 3.5mm TRS (Locking) |
音声出力 | USB-C, 3.5mm TRS |
バッテリー容量 | 0.28 Ah |
電圧 | 3.7V |
充電時間 | < 2h |
電池寿命 | < 7h (伝送なし) / < 14h (伝送あり) |
購入先
定価 | $199 / 49,500円(2ch) |
販売先 | Amazon |
コード |
所感
Sennheiser Profile Wirelessの強みと弱みを見てみます。
- 強み
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- Sennheiserの安定したクリアな音質
- 32bit float対応
- 16GB内蔵ストレージに収録可能
- RXはタッチパネル式
- ライトニング・USB-C・シューに取り付け可能
- ロック型TRS3.5mmジャックでラベリアマイクが使える
- Safetyチャンネルモードでバックアップ
- 電波が弱くなったら自動で内部録音オン
- 持ち運び便利なポーチつき
- 2チャンネル版より価格が1.5万円安い
- 弱み
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- ステレオモードが使えない
- ポーチは中の仕切りがタイトでモノが取り出しにくい
- タッチパネルが小さくて扱いにくい
- 2チャンネルのときのような充電ケースがないので、充電が裸単品
今までワイヤレスイヤホンって反響音強めのスカった音しか録れないなーとか思ってたんですが、このマイクはかなり良いです。おま環のせいって可能性は高いんですが。
16GB内蔵ストレージも個人的に事足りるのですが、32bit floatで1時間とか録音したい場合は本体収録は諦めなければならないですね。
RXに取り付けられる変換アダプターも3種類あって、カメラでもiPhoneでもスマートに装着できるのは強みです。
価格は2チャンネルが300ドル、1チャンネルが200ドルです。日本円だと2チャンネルが49,500円、1チャンネルが35,200円想定となっています。単純なドル円換算だと割高に感じますが、2つの価格差は妥当ですね。
充電ケースとTXが1つないモデルが1.5万円引き。私みたいにTXが2つ必要ない場合は確実にアリです。充電ケースを使ったハンドヘルドスタイルも面白いとは思うんですが使うことはないと思うし。
TX自体のマイクはモノラルっぽいので、Stereoモードで使いたいのであればTXを2つ使う必要がありそうです。
1チャンネルモデルは7月下旬に日本で発売予定となりましたので、ゼンハイザー音質のワイヤレスマイクを心待ちにしてるけど5万はちょっと高くて厳しいとか、TXが1つでいいんだって方は注目です。

とりあえず1チャンネルセットはまだAmazonにも登録されていないので2チャンネルモデル貼っておきます。
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