DJI Osmo Mobile 6 vs Insta360 Flow スマホジンバル比較

DJI Osmo Mobile 6 vs Insta360 Flow

今回はスマホジンバル仁義なき戦い…ということで、同時期に発売されているDJI Osmo Mobile 6Insta360 Flowを比較していきます。

それぞれにどのような違いがあるのでしょうか。

個別レビューはDJI OM6Insta360 Flowで見られます。

もくじ

DJI Osmo Mobile 6 vs Insta360 Flow

見た目

2つの見た目はこのように異なります。

伸ばした状態は以下。

Flowはシンプルでモダンなテイストですが、OM6は流線を描くややエルゴノミックな見た目をしています。

OM6は横から見たほうが分かりやすいのですが、背面のトリガー部分がエルゴノミックになっています。

何よりFlowのお気に入りポイントは一部スケルトン仕様になっているところ。

折り曲げ方

Flowは2つ折りタイプで、広げ方もシンプルです。

一方OM6は一度回転軸の部分を動かしてから広げるので小難しいんですよね。慣れたら一瞬ですけど。

ちなみにですが、持ち手の長さの違いからOM6はスタンドの状態で折りたためますが、Flowではできません。

右側のFlowは中途半端にしか折り畳めていません。

コンパクトさ

折りたたんだ状態のコンパクトさはかなりどっこいという印象です。

一見OM6の方が細くなっていますが、Flowの方が長さが短いので同じくらいと考えられます。

最大高さ

延長棒を完全に伸ばしきった状態での高さはほんの少しOM6の方が高かったです。

コールドシューの有無

Flowではコールドシューをつけられる場所があり、ここにアクセサリーを取り付けて使うことができます。

OM6にはありません。

重さ

本体の重さはそれぞれ以下のようになっています。

一見するとFlowの方が重そうですが…

OM6は三脚部分が別付けとなっており、これを足すと380gオーバーなため実質Flowの方が軽いということに。

ですが、もし三脚使わずに利用する場合はOM6が勝利します。

持ち手

持ち手部分の長さの違いです。

Flowの持ち手部分はかなり短く、延長部分を飛び出させてやっとちょうど良い長さに。

しかし延長部分の段差が気になってしまい、ここはOM6の方が安定感があります。

手が大きい人はOM6の方が使いやすく感じるでしょう。

操作ボタン

操作部の違いについてです。

OM6ではボタンがそれぞれ独立していますが、Flowでは綺麗にまとまっています。

Flowの上部はスワイプにも対応していて、ちょっとおしゃれ感を出してます。

正直スワイプはちょっと反応が良くないので手放しで褒められるわけじゃありません。

結局のところどちらのジンバルも操作はし易いです。

ズームダイヤル

どちらにもダイヤルがついていて、ズームやフォーカスを触られるようになっています。

OM6は左側についていて、Flowでは操作部の外周部分がリングになっています。

両手で操作する場合はOM6の方が使いやすいのですが、片手のみで操作できません。

片手だけで扱えるように考えられているのがFlowのリング。

親指でクリクリと動かせるので撮影中でも片手で簡単に制御できます。

トリガー

トリガーはFlowの方がグッと出っ張っていて引っ掛かりがあり押しやすいです。

とはいえ別に目くじらを立てるほど違うというわけでもなく、単純に好みの差かなというところ。

マグネットホルダー

金属製のマグネットホルダーはどちらも似たようなもので特に優劣つきません。

ただこのホルダー、いつも思うんですがiPhoneのボタンと接触するんですよね。

なんかもっと良い形状とか素材になったりしないものか。

ジンバルモードの種類

ジンバルモードはDJI OM6が4種類、Insta360 Flowが5種類かな。

DJI OM6Insta360 Flow
オートモード
パンフォロー
チルトロック
FPV
スポーツモード

Flownには初心者向けのオートモードと、激しい動きに対応できるスポーツモードがついています。

OM6にはスピンモードというスマホを回転させるモードがありますが、FlowではFPVの中でそれができるので割愛しました。

揺れ制御

どちらもスタビライズ性能は高く、同等クラスの安定性を持っています。

アングル制限

OM6の方が撮影できるアングルの幅が広いです。

Flowの場合、上画像のような形にするとすぐアングルの臨界点が来てしまい、スマホが180度くるっと回転してしまいます。

OM6の方がロックモードから通常モードへの移行もスムーズで、強いなと感じました。

バッテリーの持ち

DJI OM6Insta360 Flow
6時間24分12時間

スペック上ではこのようになっていて、約2倍弱も違うことになります。

私は実際電池が切れるまで使ったことがないのですが、この通りであればFlowの圧勝です。

付属品

付属品に関していうと、Insta360 Flowはグリップとケーブルが多くついてきます。

ちょっと忘れちゃいましたがDJI OM6もケーブル入ってたっけな、多分入ってるような気がする…。

全体的に考えるとアクセサリーは同等程度です。

価格

DJI OM6Insta360 Flow
19,470円19,220円
記事執筆時点での価格です

いやめちゃくちゃどっこいだ。

価格的にはどっち選んでもOK。

比較一覧表

なんとなく優劣をつけて見てみましょう。

DJI OM6Insta360 Flow
見た目エルゴノミック一部スケルトン
折り曲げ方慣れるまで面倒簡単
コンパクトさ普通普通
最大高さちょい高いちょい低い
コールドシューなしあり
重さ310g364g
持ち手つかみやすい手がはみ出る
操作ボタンボタンが独立シンプルでおしゃれ
ズームダイヤル左側操作部の外周
トリガーやや埋め込まれてる飛び出て押しやすい
マグネットホルダー普通普通
ジンバルモードの種類45
揺れ制御優秀優秀
アングル制御かなり優秀優秀
バッテリーの持ち6時間24分12時間
付属品ありあり
価格19,470円19,220円
購入先AmazonInsta360公式

まとめ

DJI Osmo Mobile 6Insta360 Flow、どっちにも短所長所があるので、絶対にこっち買え!とは言えない感じでした。

ですが、こういう人はこっちの方がいいんじゃないかというヒントはあったので以下に記します。

DJI OM6がおすすめの方
  • 手が大きい場合はハンドルの長いOM6が優秀
  • 三脚使わず手持ちオンリーで使うならより軽い
  • 見た目には特にこだわらない
  • シューを使わなきゃいけないような外部アクセを使う予定がない
  • 揺れ・アングル制御を一番重視したい
  • ギリギリまで長さは伸ばしたい
Insta360 Flowがおすすめの方
  • 手が小さい場合や、ハンドルの段差が気にならないと思う方
  • 三脚を使うことがよくあって、内蔵されてると助かる
  • 持ち運びは少しでもコンパクトにしたい
  • 外観にもこだわりたい
  • コールドシューを使いたい
  • 初心者なのでオートで揺れ制御してほしい

以上!

DJI
¥18,040 (2024/10/01 10:49時点 | Amazon調べ)
  • URLをコピーしました!
もくじ