BOYA MAGICという色んな形状で使えるワイヤレスマイクを紹介します。価格が安めなので、それなりの音質で様々な使い方をしたい人にはおすすめです。
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スペック
スペック
基本仕様
マイク指向性 | 全方向性 |
周波数帯域 | 20Hz – 20KHz |
最大音圧 | >115dB |
サンプリングビット深度 | 48KHz 24bit |
SN比 | >80dB |
伝送距離 | 100m |
使用温度 | 0℃ – 45℃ |
送信機
サイズ | 35 x 15.2 x 13mm |
重さ | 7g |
バッテリー寿命 | >6時間 |
購入先
定価 | ~21,780円 |
販売先 | Amazon |
コード | JPAMZ005 8月5日~9月4日まで5%オフ |
所感
【BOYA MAGIC】の強みと弱みを見てみます。
- 強み
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- 圧倒的なコストパフォーマンス
- 超軽量設計
- 取り付け方式が二通り
- 送信機が2つ使える
- 多様なレシーバーに対応
- 直感的に使える専用アプリあり
- AIノイキャン機能搭載
- ハンドマイク風の使い方も可能
- カメラや三脚にも取り付けられる
- 弱み
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- ストレージがなく内部録音機能なし
- 2.4GHz WiFiとの干渉の可能性あり
- ノイキャンは音質に影響
- 付属品はパッケージによって異なるので事前確認必須
機能もりもりなのに、お値段は控えめ。そんな理想のワイヤレスマイクに、ついに出会いました。
持ち手は少し短めですが、ハンドヘルドでも使えるし、付属の三脚スタンドにもしっかり固定できる。そして何より、カメラにも直接載せられるという柔軟さ。まるで撮影スタイルに寄り添ってくれるような、頼れる相棒です。
クリップマイク本体は驚くほどコンパクト。重さはわずか7gと超軽量なので、薄手のTシャツにつけてもヨレにくいのが嬉しいところ。マグネットとクリップ、どちらでも固定できるので、使い勝手は抜群です。
レシーバーも小ぶりで、用途に合わせて3種類から選べます。USB-C、Lightning、そしてTRS(カメラ用)と、スマホから一眼まで幅広く対応。TRSタイプは少し大きめで、カメラのシューにぴったりはまるよう設計されています。※購入パッケージによって付属品が異なるので、事前に確認を。
そして嬉しいのが、専用アプリの使いやすさ。iPhone・Androidどちらにも対応していて、操作はとても直感的。ゲイン調整やAIノイズキャンセリングのオン/オフ、強さの切り替え、EQ設定まで、細やかにコントロール可能です。
このマイクの目玉のひとつが、AIノイズキャンセリング機能。-15dBと-40dBの2段階から選べて、背後の“サー”っというノイズやエアコンの音などを驚くほど綺麗に消してくれます。
夏の録音で冷房を切る…そんな修行のような日々とも、これでお別れです。
ノイキャンをオンにすると、若干ロボットっぽさが出ることもありますが、破綻するほどではありません。ただし、音質には多少の犠牲があるのも事実。自然な声質を求める方には、ノイキャンオフがおすすめです。
面白いのが、送信機(TX)をマイク上部にはめ込むことで、ハンドマイク風にも使える点。風防は2種類ついていて、用途に応じて選べます。持ち手はやや短く感じるかもしれませんが、そこはご愛嬌。
そして何より便利だと感じたのが、2つの送信機を活用できること。片方を自分の服に取り付け、もう一方を手持ちにすれば、インタビューの際に「マイクを振る」という動作すら不要になります。
カメラ上のマイク音と自分の声、どちらもワイヤレスでしっかり収音してくれる。これが驚くほど自然に機能するんです。
通信距離は最大100mとのことですが、これは理想的な環境での話。私の部屋では問題ありませんでしたが、キッチンに移動すると音が少し途切れる場面も。2.4GHz帯なので、Wi-Fiとの干渉はややあるかもしれません。
唯一の弱点は、内蔵ストレージやSDカードスロットがなく、内部録音ができないこと。通信が切れたら録音もアウトなので、信頼性を求める場面では注意が必要です。
とはいえ、全部入りのパッケージ(レシーバー+送信機2つ+アクセサリ一式)で21,780円。USB-Cレシーバーのみのセットは15,980円という価格設定。この機能性でこの価格、まさにお買い得としか言いようがありません。
初めてのワイヤレスマイクを探している方におすすめできる一本です。
提供: BOYA
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