iPhone 17 Proと一緒に使う撮影機材25選

iPhone 17 Proと一緒に使う撮影機材25選

iPhone 17 Proになってから、Apple ProRes RAWやApple Log 2が使えるようになり、動画クオリティが大きく向上しました。

ただし、ミラーレスと同じような運用をしようとすると、フィルターをはじめとした周辺機材が必要になります。

私自身、リグをガチガチに組む気はありません。

「手軽さは重視しつつ、必要なものだけ揃えたい」。

そんな基準で実際に25種類の機材を試しました。

結論から言うと、全部が良かったわけではなく、買わない方がいいものも混ざっています。

この記事では、実際に使った上でのおすすめ度と理由をまとめましたが、基本的に簡潔にしていますので、詳しい内容を見たい方は動画を確認してください。

もくじ

動画はこちら

製品紹介

1. K&F Concept スマホアダプターリング

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条件付きでおすすめ

メリット
  • 純正ケースでも使用可能
  • アルミ製で頑丈
  • フィルターはマグネット式で着脱が速い
  • コールドシュー搭載でアクセサリー追加可能
デメリット
  • レンズとフィルターに隙間ができてゴーストや反射が起きやすい
  • MagSafeに大きく干渉
  • 画面側の一部が隠れて操作しづらい

ケースを外せば綺麗に装着できますが、実際に運用するとなるとケースと併用したい人がほとんどでしょう。純正ケースならなんとか使えるものの、隙間からの反射が映り込みやすく、編集時に気になることがあります。

「ケースを絶対変えたくない」という人の入門用としてはアリですが、後述のSmallrigケースの方が安定性は段違いです。

2. K&F スマホクリップ

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おすすめしない

メリット
  • ケースありでも取り付け可能
デメリット
  • プラスチック製で耐久性が不安
  • ネジ込みが固く、ネジ山が削れる可能性あり
  • 画面側への干渉が大きい
  • 高価なフィルターをホールドするには不安定なクリップ

価格相応というより、正直お試しレベル。

プラ製のネジ穴は長く使うことをまったく想定していないつくりで、近いうちに買い替えが必要になると思います。

安価とはいえコスパは悪いので避けた方がいいです。

3. Kenko コンバージョンリング

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メリット
  • 手持ちのネジ式フィルターをマグネット化できる
  • 複数枚買ってフィルター運用を統一できる
デメリット
  • 厚みが増えてケラれが発生する場合がある

手軽にマグネット化したいなら最も現実的な選択肢。

K&Fのマグネットホルダーでも問題なく使用できます。

ただし多少厚みが出るため、広角との組み合わせには注意。

似たようなリングのManfrotto Xumeシリーズは口径に互換性がなく非推奨です。

4. ステップアップリング

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メリット
  • 手持ちの大きいフィルターを流用できる
  • 約1,000円台で導入可能
  • 買い直しコストが減る
デメリット
  • 厚みが増えるため広角ではケラれやすい
  • ステップダウンリングは推奨しない

iPhoneアダプターの多くは67mm径のため、手持ちフィルターが大きいほど恩恵があります。

コストを抑えたい人には必須アイテム。

5. Smallrig FilMov スマホケース

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メリット
  • 専用フィルターアタッチメントが装着可能
  • アルミパーツで頑丈
  • MagSafeに干渉しにくい
  • 自立スタンド付き
デメリット
  • 全体的にやや重い
  • スタンドは補助的で撮影用途には弱い

このケース前提で使うなら、フィルター運用が一気に楽になります。

アルミプレート構造で剛性が高く、ケースのクオリティは十分。

フィルターを使う前提なら最有力候補です。

6. Smallrig フィルターアタッチメント

SMALLRIG
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メリット
  • ケースにスライドインするだけの取り回し
  • 隙間がなくゴーストが出にくい
  • MagSafeに干渉しない
  • マグネット式フィルター運用に最適
デメリット
  • 24mmレンズでマグネット化フィルターを使うとケラれる

現状iPhone 17 Proでのフィルター運用はこれがベスト。

ただし24mmレンズのケラれ問題は要注意。

望遠側を多用する人、または純正マグネットフィルターを使う人には理想的な環境が作れます。

7. Kenko Pro 1d Smart Variable NDX II

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メリット
  • 光量変化に即対応
  • 1枚で複数枚ND相当
  • 望遠レンズ側では色ムラが少ない
デメリット
  • 広角だと色ムラが激しく使えない
  • 色味が若干変わることがある
  • NDの濃度制限がある

広角を多用する人は色ムラが激しいため、使えません。望遠メインの人には非常に便利です。

バリアブルは製品価格で品質差が大きいため、広角を使う場合は高級品か、ノーマルNDの使い分けがベター。

8. Kenko Zeta ワイドバンド C-PL

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メリット
  • 反射を抑えて色のコントラストを強調
  • 水面やガラスに強い
  • ライトの白飛びも軽減
デメリット
  • 効果は光の向きに依存
  • 絞りは少しだけ暗くなる
  • 価格は高め

劇的な変化ではないものの、風景撮影や物撮りで役立つシーンが多い万能フィルター。

風景系が好きな人はもちろん、ガジェット撮影系でも持っておきたい1枚。

9. TIFFEN Black Pro-Mist 1/4

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メリット
  • ハイライトが柔らかくなり映画的な雰囲気に
  • 夜景や街灯で効果は抜群
  • 1/8~1/4が扱いやすい
デメリット
  • 約1万円以上でやや高価
  • 効果が強いので常用しにくい

作品の雰囲気作りに最適。夜の街撮影では特に効果がわかりやすいです。

優先度は低めですが、手持ちにあると表現の幅が一気に広がります。

10. K&F Concept フィルターケース

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おすすめしない

メリット
  • 薄手フィルターなら収納しやすい
  • 価格は比較的安め
デメリット
  • フィルターが取り出しづらく片手操作困難
  • マグネットリング付きフィルターは収納キツめ
  • 現場で扱いにくい

薄いフィルターだけを持ち歩く用途ならアリですが、マグネット化リングを付けた状態ではパッツパツになってしまいます。

取り出し・収納が片手で操作するには難しく、現場運用としては微妙なケース。

11. JJC フィルターケース

JJC
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メリット
  • フィルター3枚収納可能
  • 厚手フィルターでもパツパツにならず入れやすい
  • 入口部分が縫われていて形を慣らせば片手でも入れやすい
  • 価格は安い
デメリット
  • 薄型フィルターのみ収納したい場合はやや大きめ

K&Fより取り出しやすくコスパも良い。厚手フィルターや複数枚収納するならこちらがおすすめ。

しかも価格が圧倒的に安い。

12. Kenko 6枚入りフィルターケース

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メリット
  • 蛇腹式でフィルターの出し入れが簡単
  • 82mmまでのフィルター対応
  • 小物ポケット付きでSDカードなども収納可
  • カラビナ付きでベルトループに取り付け可能
デメリット
  • 82mmフィルターを入れると取り出しにくくなる
  • 複数枚を詰め込むとパンパン
  • セミハードなので持ち運びはややかさばる

外で複数フィルターを扱うなら最適。フィルターの確認や出し入れがしやすく、満足度高め。

カラビナなんて使わないよと最初思いましたが、実際お試しで使ってみると、ワンマンオペではすごく良い。ダサいけど。

13. IODATA SSPJ-UTC256/E

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条件付きでおすすめ

メリット
  • 小型でiPhoneに挿しても快適
  • ケースをつけても端子形状で問題なく使用可能
デメリット
  • Apple ProRes RAW撮影は短時間でエラー発生
  • 放熱不足によるサーマルスロットリングの可能性

ProRes 422なら問題なしですが、RAW撮影では平均20秒で停止。最短5秒、最長1分くらい。

たぶんですが、小型すぎてサーマルスロットリング起こしてるんじゃないかなと。

iPhoneでRAW撮影予定なら避けるべきです。逆にRAWじゃないならおすすめできるかもしれない。

14. Lexar Professional Go Portable SSD 1TB w/ Hub

Lexar
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メリット
  • 小型で長時間RAW撮影が可能
  • MagSafeと共存可能
  • USB3.2 Gen2対応で高速転送
  • Hubでマイクなども装着可能
デメリット
  • iPhone純正ケースと干渉する場合あり(アダプターで解消)
  • Hubはやや端子が複雑

Hub付きモデルならSSD・マイク・MagSafeを同時利用可能。よく考えられています。

特にワイヤレスマイクが入力できるのは大きいと思います。

Apple ProRes RAWを長時間撮影してもエラーなく快適でした。

15. Ulanzi MA60

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おすすめしない

メリット
  • コンパクトで持ち運びしやすい
  • 三脚スタイルで撮影可能
デメリット
  • 耐久性が低く、ネジやアルミ受けが壊れやすい
  • 横撮影時に重量バランスが取りにくい

安価でコンパクトなので最初は気に入ったのですが、フィルターをつけたiPhoneのバランスがとれないため、ずっと手で支えるしかありません。

さらに、一度現場に持ち出しただけでネジ部分がバカになって壊れてしまったため、個人的にはお金ドブに捨てたレベルでした。

16. Ulanzi ST-28

メリット
  • 剛性が高く壊れにくい
  • 1/4インチネジで三脚固定可能
  • 回転コールドシュー付きで汎用性あり
デメリット
  • 現在売り切れ中

アルミ製で堅牢。シンプルだが安定性が高く、現場で安心して使えます。

廃盤になってしまったのか、どこも売り切れてしまっていますが、2,000~3,000円の類似品があります。

17. Ulanzi ST-27 スマホクランプ

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メリット
  • 剛性が高く、フィルター干渉しない
  • 横・縦方向の回転が可能
  • コールドシューや1/4インチネジ装着可能
デメリット
  • クランプ力が強く、力が必要
  • Smallrigケース使用時は不要

スマホ固定がしっかりできるアルミ製クランプです。

特にアクセサリーが必要ない、剛性も気にしないのであれば、もっと安いプラスチックタイプとかでも良いかもしれません。

18. edelkrone PhoneCLIP MAX

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メリット
  • 小型でチルト角度調整が簡単
  • スマホをしっかり固定、滑り止め付き
  • ネジ不要で素早くセットアップ可能
  • Androidユーザーにはささるかも
デメリット
  • iPhoneユーザーにはMagsafe三脚で十分
  • サイズ制限あり(13mm厚まで)
  • 高い

小さなベースでも倒れず安定させられることができ、工具いらずで簡単にアングル変更やスマホ装着が可能です。

MagSafeが活用できるiPhoneより、Androidユーザー向けかもしれない。

公式サイトはたまにセールで20%とか30%オフになるので、そのタイミングでの購入がおすすめです。

19. Leofoto MT-03

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メリット
  • コンパクトで軽量ながら耐久性が高い
  • 脚の伸縮と角度調整で不整地対応
  • 小型三脚として高品質
デメリット
  • アイレベル撮影には小さすぎる
  • 価格はやや高め

階段や斜面でも安定させることができる小型三脚。かなり優秀だと思います。

どうやらFUJIFILMコラボモデルらしい。ロゴ入ってるし。

20. SLIK SBH-61

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メリット
  • 小型で安価
  • 角度調整が簡単
  • 軽量機材に十分対応
デメリット
  • スムーズなパン・チルト不可
  • 重量のある機材には不向き

MT-03や他三脚に装着可能。スマホくらいであれば割とどんな雲台でも対応できると思いますので、都度安いのをチョイスするのが正解かと思います。

SLIKは2,800円、Neewerは2,000円前後で入手可。

21. Ulanzi カニクランプ

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メリット
  • 手すりや特殊な場所で使用できる
  • iPhoneや軽量スマホでも安定
  • 撮影アングルの自由度が高い
デメリット
  • 単体だと機能しにくい

雲台やスマホクランプと組み合わせて使用します。単体だとあまり意味がないです。

22. HAKUBA クイックシューIII Sサイズ

ハクバ
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メリット
  • ワンタッチで三脚やデバイス交換可能
  • 汎用性が高い
デメリット
  • スワップには2セット必要

機器を簡単にスワップできるようにするクイックシューアダプター。

片手で作業できるし、ワンタッチで機材の取り付け・取り外しができるようになる最強アクセサリー。

23. DJI Osmo Mobile 6

DJI
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メリット
  • 縦・横撮影対応
  • フィルター干渉が少ない
  • ProRes RAWで手持ち撮影するなら必須か
  • Smallrigケースやフィルター併用可能
デメリット
  • 横方向はバランス調整が必要
  • SSDをつけると使えない

RAW撮影時はスタビライザーが外れてしまうため、手持ちで撮影しようとするとジンバルが必須です。

ただし、SSDを取り付けると横の長さが出すぎてしまい、ちゃんと使用できなくなるというのが弱み。

これがOsmo Mobile 8などでは解消されているのか気になるところ。

24. Neewer GP-16 磁気ネックレス式マウント

NEEWER
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メリット
  • 首からぶら下げて両手フリー撮影可
  • 位置微調整可能で胸元で映像確認可能
デメリット
  • 外見がややダサい
  • スタビライズ必須

デスクや外でのPOV撮影に便利です。首輪部分はしっかりとした芯のある素材で、自由に形作って使うことができます。

25. Sennheiser Profile Wireless

ゼンハイザー(Sennheiser)
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メリット
  • 小型でマグネットクリップ可能
  • 32bit float録音対応
  • 音質はさすがのSennheiser
デメリット
  • USBハブがないとSSDと共存不可

環境音収録や動画音声に最適です。音質はゼンハイザー品質で安心。

Apple ProRes RAW撮影だと、SSDをさしておかないといけないため、マイクを共存させるには今回紹介したLexarのHubのようなものが必要になってきます。

まとめ

以上で私が今持っているiPhone 17 Pro用の機材は全部紹介しました。

ただし現在進行系でまた色々買っているので、いずれアップデート版なり、最終的な完成形を紹介する動画つくりたいなと思いつつ。

ちゃんとカメラとして使おうとすると、フィルターが必要になるとか、SSDが必要とか、地味に揃えなきゃいけないもの多いです。

機材系は買おうと思ったら無限にお金突っ込めるので、少しでも皆さんの悩みが解決できれば嬉しいです。

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もくじ